アイキャッチ画像は少年ジャンプ+より引用]
2024年4月にアニメも放映される『忘却バッテリー』
主人公の一人である「要圭」は、主人格(マスター)と記憶喪失前の副人格(智将)の全く正反対の2つの人格が存在しています
マスターの要圭と智将の要圭
それぞれの特徴や違い、過ごしてきた内容などを詳しく記載していきます
憧れるのは「智将」だけど、一緒に部活やるなら「マスター」かな
「忘却バッテリー」とは
2018年に「少年ジャンプ+」で連載が開始された高校野球を舞台とした漫画です
- バッテリー:投手(清峰)と捕手(要)
- 忘却:捕手の要が記憶喪失となる
中学(宝谷シニア)時代最強で周囲から恐れられていたバッテリーだった清峰と要
そのうち捕手の要が記憶喪失となるも、弱小都立高校の野球部で強くなって勝ち進んでいくという物語です
高校入学直前に、要が記憶喪失となったところから物語が始まります
【マスター】~幼少期
主人格としての活動時期 |
誕生~小学生 |
在籍チームとポジション |
どこかのリトルリーグ |
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 1話より引用]
清峰曰く「めちゃくちゃアホな子供で、性根がダラしなく文句ばかりたれていた」
引っ込み思案だった清峰を要がキャチボールに誘ったのが、野球を始めたきっかけです
【智将】~中学3年
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 1話より引用]
主人格としての活動時期 |
中学生~中学3年の終わり |
在籍チームとポジション |
宝谷シニアの捕手 |
宝谷シニア時代に生まれたもう一つの人格「智将」
全国高校野球部74校から熱烈スカウトがくるほどの超一流捕手
足りないフィジカルを補うために、上手くなるために、強くあるために、限界を超えるために、そして何よりも「天才、清峰葉流火の隣に居続けるために」努力を惜しまず娯楽を全て捨てた
常に冷静で決して傷つかないという、当時の要の理想像でしかなかったが、この理想像がいつしか別人格として形成されてしまったのが智将です
野球を一度も楽しいと思ったことはなく、清峰を日本一の投手にするためだけに捕手として野球を続けていました
日本一の高校である「大阪陽盟館」からスカウトが来ることを待ち望んでおり、実際にスカウトが来た時は智将では考えられないほどの笑顔を浮かべ、今まで野球で苦しかったことが全て報われたような気がしていた
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 65話より引用]
だが、その後にとある事に気づいてしまい、精神が限界を超えてマスターに戻ってしまう(この後から物語は始まってます)
【マスター】~高校1年夏
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 1話より引用]
主人格としての活動時期 |
中学3年の終わり~高校1年夏 |
在籍チームとポジション |
都立小手指高校の捕手 |
第1話に登場したマスター要圭
これは持ちギャグの「パイ毛」を披露しているところです
この時点でお気づきかとは思いますが、先述の「智将」とは程遠く、作中では「アホ」と呼ばれることもしばしば
野球の技術と知識はほぼ失っており、高校生活を(野球はやらずに)ラブ&ピースで楽しみたいと豪語している
なので「アホ」っぽいのが本当の要圭!
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 10話より引用]
ちなみに「パイ毛」ですが、清峰だけはいつも面白いと豪語しています
【マスター&智将】~現在
[ジャンプ+ 忘却バッテリー 81話より引用]
高校1年の夏、地区予選で帝徳高校との試合が終わった翌日からこの状態になりました
お互い会話することができ、マスターは智将からアドバイスを受けながら捕手として成長していきます
基本はマスターが体を動かしているが、時折智将が代わることもある
(試合中に代わることもあるが、智将は主人格ではないため長時間のプレーはできない)
153話ではついに智将が消滅してしまうような描写がありました
智将を超えたマスター、智将は「清峰葉流火と要圭には未来がある」と言い残し・・・
帝徳に勝利するも、マスターは智将の存在を忘れていってしまう
消えたと思った智将でしたが、氷河との決勝戦当日、目覚めた要は智将でした
このまま智将で決勝戦?!
今後のマスターと智将は?
智将は自分がもう消滅する事を望んでおり、自分の全てをマスターに伝承しようとしています
マスターが消える事はないでしょうから、おそらくいつかはマスターが智将を超える捕手になり、智将は安心して消滅する、という展開になるのではないでしょうか?
いま最新話では最大のライバルである帝徳高校と死闘を繰り広げており、ここではめずらしく清峰の心が折れそうになっています
アニメ放映も始まり、ますます目が話せない忘却バッテリー
ジャンプ+なら初回無料で全話読めますので、ぜひ読んでみてください!