ここひえ(COCOHIE)って効果あるの?実際に使ってわかったメリット・デメリット

ここひえ(COCOHIE)は、ショップジャパンが販売する小型冷風機で、気化熱の原理を活用し、手元や顔まわりをピンポイントで冷やすことができる“パーソナルクーラー”です。

部屋全体ではなく「自分のいる場所だけ」を効率的に冷やせるため、冷房が苦手な方や電気代を抑えたい方に注目されています。

本体サイズは約190×175×200mm、重さはわずか約1.5kgと非常にコンパクトで持ち運びも簡単。風量は3段階で調節でき、USB電源対応なので、寝室やデスク、キッチンなど様々な場所で使用できます。

水を入れて使うタンク式で、電気代は1ヶ月つけっぱなしでも約93円(※)と、とても経済的です。※消費電力約4Wの場合

ここひえは、こんな人におすすめです:

  • クーラーの風が苦手で、やさしい自然な涼しさがほしい方
  • 一人用の作業スペースや寝室などでスポット冷却したい方
  • 夏の電気代を節約しながら快適に過ごしたい方

小型で扱いやすく、省エネ性能も高いここひえは、夏の暑さ対策にぴったりのアイテムです。


ここひえの効果は?実際の使用感レビュー

ここひえの効果は?実際に使ってわかった冷却力と使用感レビュー

「ここひえ(COCOHIE)」は実際に使ってみるとその“ピンポイント冷却力”に驚かされます。

エアコンのように部屋全体を冷やすわけではありませんが、自分のいる範囲だけをしっかり冷やしたい方には非常に効果的です。

■ 使用シチュエーション別レビュー

  • デスク:パソコン作業中に顔や首元をしっかり冷やしてくれます。風量は3段階で調整でき、長時間の作業でも快適。音も控えめで集中を妨げません。
  • 寝室:枕元に置くことで、自然なひんやり感が得られます。運転音は最大約40dBと静かで、就寝中でも気にならず、エアコンが苦手な方に最適です。
  • キッチン:火を使う場面でも、ここひえがあると上半身の暑さを軽減できます。ただし、冷却効果の届く範囲は約1m程度なので、近距離での使用が前提です。

■ 涼しさと実用性のバランス

  • 体感温度は、通常の扇風機よりも2〜3℃程度低く感じる印象。冷たすぎず、肌にやさしい風が心地よいです。
  • 水タンクの容量は約600mlで、満水状態で最大約8時間の連続運転が可能。寝る前にセットして朝まで使えます。

全体として、ここひえは「涼しさ」「静音性」「手軽さ」をバランスよく備えており、特に一人暮らしや在宅ワーク中の暑さ対策として優れた選択肢です。

寝るときに枕元に置いたり、子どもの勉強デスクに置いたりして使用しています

■ ここひえと他の冷却機器との比較表

項目ここひえ(COCOHIE)扇風機エアコン
冷却方式気化熱式(冷風)空気循環のみコンプレッサー式(冷房)
体感温度約2〜3℃下がる温度変化はほぼなし設定温度までしっかり冷却
消費電力約4W約30〜50W約500〜1,000W以上
1時間あたり電気代約0.27円約0.5〜1.0円約10〜20円
静音性(dB)約30〜40dB(静か)約40〜50dB約50〜60dB(運転音あり)
持ち運びやすさ◎(1.1kg、USB対応)〇(軽量)✕(据え置き、固定設置)
価格帯約10,000円前後約2,000〜5,000円約50,000〜150,000円以上
向いている人ピンポイントで冷やしたい人節電派・軽く風を感じたい人部屋全体をしっかり冷やしたい人

ここひえのメリットまとめ

ここひえのメリットとは?省スペース・節電・簡単操作が魅力

ここひえ(COCOHIE)はパーソナル冷風機としての使い勝手が非常に優れており、以下の3つの点で特に高く評価されています。

■ 1. コンパクトでどこにでも置ける省スペース設計

本体サイズは約176×173×182mmと非常に小型。デスク・ベッドサイド・キッチンカウンターなど、限られたスペースにも設置可能です。

部屋を圧迫しないため、一人暮らしや在宅ワークに最適です。


■ 2. 圧倒的な節電性能でエコ&コスパ◎

気化熱を利用した冷却方式により、1時間あたりの電気代はわずか約0.27円(※消費電力4Wの場合)。

エアコンに比べて電力消費が1/100以下なので、長時間使用しても安心。節電志向の方にぴったりの冷却アイテムです。


■ 3. 軽量&USB対応で使う場所を選ばない

重さはたったの約1.1kgで持ち運びも簡単。

さらにUSB電源対応なので、モバイルバッテリーやPCと接続して使うことも可能です。

ボタン一つで操作できるシンプル設計なので、年齢を問わず誰でも簡単に使えます



ここひえのデメリットと注意点

ここひえのデメリットと注意点|購入前に知っておきたい3つのポイント

便利でエコな冷風機「ここひえ」ですが、購入前に把握しておきたい注意点も存在します。

以下に3つの主なデメリットを解説します。

■ 1. エアコンのような冷却力はない

ここひえは部屋全体を冷やす能力はなく、あくまでパーソナルな冷風機です。

例えば広いリビングなどでは効果を感じにくいため、一人で使うデスク周りや寝室向きといえます。

ちょっと冷たい風が出るコンパクトな扇風機、と思えばよいでしょう


■ 2. 湿度と風量に左右されやすい

気化熱式のため、湿度が高い日は冷却効果が下がる傾向があります。

特に梅雨や真夏の蒸し暑い日には「冷たさが物足りない」と感じる場合も。

また、風量は控えめなので、扇風機やエアコンのような強風を求める方には向いていません。

風が出てくる通気口が狭いので、風は「強」でもそこまで強くありません


■ 3. 給水・掃除の手間がある

ここひえは水を使って冷風を出すため、定期的な給水が必要です。

また、タンクやフィルター部分には水アカやカビがつきやすいため、定期的なお手入れも必須です。

面倒に感じる方は、手間とのバランスを考える必要があります。


ここひえは「ピンポイント冷却には便利」ですが、「万能冷房ではない」という点を押さえておくと後悔しにくくなります。


ここひえは買うべき?おすすめの人・向かない人

ここひえは買うべき?|おすすめの人・そうでない人をチェック!

小型冷風機「ここひえ」は、エアコンと違った使い心地が魅力ですが、人によって向き不向きがあります。

購入前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。

✅ ここひえがおすすめな人

  • 冷房の風が苦手で、やさしい風を求めている
  • デスクやベッドサイドなど、ピンポイントで涼みたい
  • 電気代を抑えながら、手軽に涼をとりたい
  • 機械が苦手でも、簡単に使える冷却アイテムがほしい

⚠️ ここひえが向かない人

  • リビングなど広範囲をしっかり冷やしたい
  • 強力な冷風や即効性を求めている
  • 給水・掃除などの手間が気になる

📝 筆者の評価とまとめ

ここひえは「エアコンに代わる冷房機器」ではなく、補助的な使い方で真価を発揮するアイテムです。

特に「一人用の冷却空間」がほしい方には非常におすすめです。

筆者おすすめ度:★★★★☆(4.0/5.0)
「ピンポイント冷却を求める人」にとっては、夏の頼れる味方になるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました