情シスはストレスが溜まる・・・
その気持とてもよくわかります。
安心してください。私もです。
「なんでこっちがやらなきゃいけないんだ?!」
「もうやってられるか!」
なんて思う事はしょっちゅうです。
ストレスが溜まるポイント(事象)
・経営陣からの理不尽な指示や要求
・利用部門からの高圧的な態度やクレーム
・苦労して開発~導入したシステムを利用部門が自分の手柄として報告
・評価されにくく給料が他部署より低い
・ちょっとでもITが絡むと丸投げされる
・上からの仕事をただ情シスに落としてくるだけの人がいる
・経営層と利用部門の板挟みになる(双方からお叱り)
私も日々こういった事象やから不満やストレスを溜め続けています。
ですが、少し違った考え方をしてみましょう。
そうすれば、日々のストレスも多少軽減されるかもしれません。
「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためになっている」
とある漫画の主人公がこのような事を言っていましたが、これが当てはまるかと思います。
他部署からの依頼や問合せ、役員や部門長クラスからの依頼に親身に対応していると、下記のような事が発生します。
・自分が依頼する時にも親身に対応してくれる
情シスは他部署に依頼しないと進まない案件も多数ありますので、どうしても協力してもらわなければいけない事がでてきます。
いつもその部署や人に親身に対応していれば、こちらから依頼した時も同様に親身に対応してくれます。
結果として、自分の業務やプロジェクトが円滑に進行し、自身のプラス評価にも繋がっていきます。
・昇格や昇給を役員で審議する場があった場合に承認~賛同してくれます
生々しい話ですが、私より仕事ができていた人は他部署からの依頼に親身に対応しない事が多かった為、このような場で役員の賛同が得られず昇格できませんでした。
つまり、自分の給与にも直結しているという事です。
・有益な情報を共有してくれるようになる
これは大事です!まだ上司にも届いていないような情報が入ってくることがありますので、先手を打つことができます。
というように、すぐには返ってこなくても、いつかいい形で返ってくることが必ずあります!
上記の「人のためにすることは~」という考え方をすでに持っている人ならいいですが、人は自分にメリットがないことは基本やりません。
ではどういう時にやってくれるかというと、
自分が困ってる時に助けてくれた事がある
プライベートでの仲がいい
この2つのいずれかがある時です。
イライラする事も多い情シスですが、「いつか自分にとってプラスになって返ってくる」
という事を心の片隅で意識していると、日々のストレスも多少は軽減されていくかと思います。
情シスの顧客は「社員」です。
言い方はちょっと悪いですが、利用部門を「うまく扱って」、「うまくアピールして」、給料を上げていきましょう!